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ABA青森朝日放送ニュース

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646 回視聴 ・ 11いいね ・ 2025/01/08

1月1日にスタートした「青森みちのく銀行」初代頭取、石川啓太郎さんに新銀行が目指す姿を聞きました。

青森銀行とみちのく銀行が合併し、1月1日に発足した「青森みちのく銀行」。その初代頭取に就任したのが石川啓太郎さんです。

【木邨将太アナウンサー】
「いよいよ、新銀行発足しましたね」

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「そうですね~。今回の合併に向かって基本合意をしたのが2021年の5月ですので、3年7カ月ということでは、結構長い時間が掛かりましたけれども、それでもいよいよということで、大きな節目を一つ越えたかなというふうに思っています」

【木邨将太アナウンサー】
「節目と言いつつ、スタートラインではありますよね」

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「まさしくおっしゃる通りですね。プロクレアグループを挙げて全体で相当取り組んできましたけれども、それはゴールではありませんのでね、まさしく本当にこれから新たなスタートということでは、非常に気持ちが引き締まるというか、そういう思いでおります」
「今まで合併に投入していた人材をそのまま営業面、新しいサービスの開発面等々に新規投入できますので、そういう意味では、攻めの展開というのがこれから相当やりやすくなるかなと思っています」

石川頭取に、2025年の青森県内経済のポイントについて伺いました。

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「賃上げがかなりの企業でされてはいるんですけども、ある意味それは昨年の2024年度あたりは防衛的な賃上げをしているところも結構あるんですね。ですから、今年はその辺の賃上げをした分をですね、しっかりと価格転嫁が行えるのかどうかというのが、いわゆるこれまでの回復途上をさらに勢いをつけていけるかどうかというところが、一つの大きなポイントになってくるのかなと思っております」

こういった状況の中で、県内経済の底上げを図る高いポテンシャルを持つのが「食」と「観光」だと言います。

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「東北で見てもいわゆる第一次産業の農業生産高でいってもトップ5に入る。でも、例えばそれを加工した食品加工という切り口で見ると、実は全国で24位とか25位なんですね」
「その意味では今現在取り組んでおりますけども、食品加工業のところを強化する必要があるのではないかということで、食品加工業の創業支援も必要ですし、販路拡大も必要ですし、新商品の開発も必要ですけども、そういうところに、我々の『あおもり創生パートナーズ』のリソースであるとか知見というのを投入したりだとかすることによって、いわゆる付加価値を高める支援ができているのかな、取り組んでいるのかなというふうには思います」

一方、観光においては、大のねぶた好きだという石川頭取らしい思いを語りました。

【木邨将太アナウンサー】
「今年でプロクレアホールディングスとしてのねぶたが3年目になると思うんですけど、3年目のねぶたへの思いというのはいかがですか?」

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「もうそろそろホップステップ、次ジャンプですから、3年目はそれなりにやっぱり我々も気合を入れてですね、しっかり上のステージを目指していければなというふうには思っています」
「去年発表しましたけども、キャラクターも一新しましたので、『aomo』と『トムとジェリー』は引退ということで、一応前ねぶた、今の段階の構想では新しいキャラクターをベースとした前ねぶたを出していこうと思っています」

これから『地域の未来を創る』べく発足した「青森みちのく銀行」が目指す姿とは。

【青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取】
「やると決めたことに取り組むためにもですね、その前段としてまずは営業体制をしっかりもう1回復元させるといいますかね。合併状態に入る前の状態に戻すことが、まずは前半の一番大きな課題かなと思っています」
「ポスターに『ここにあるべき銀行』という言葉を掲げさせていただいてますけども、それは本当に地域にとって思っていただきたいというのもありますし、やはり一人ひとりのお客様にとっても、やはりここにあって良かったなと思っていただけるような、そういう銀行を目指してまいりたいなと思っています」

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