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1007 回視聴 ・ 12いいね ・ 2025/04/13

2021年に第42回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の同名小説。テレビアニメ化などで大ヒットした「響け!ユーフォニアム」シリーズ作者による、新時代の青春ストーリーが、日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした29歳の新鋭監督・井樫彩の手で実写映画化。映画『愛されなくても別に』が2025年7月4日(金)より公開される。主演は、南沙良。

 「愛してる」-。その言葉はすべてを許す魔法か、それとも地獄か。彼女たちが選んだ未来とは?

 宮田陽彩(みやた・ひいろ)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。大学に通い、それ以外のほとんどの時間を浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々。遊ぶ時間も、金もない。親にも、友人にも、何かに期待して生きてきたことがない。そんなある日、同級生・江永雅(えなが・みやび)のひょんな噂を耳にする。

 「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」―

 他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。この出会いが人生を変えていく――。

 毒親、虐待、性暴力など家族間で生じる問題から社会のひずみに切り込みつつ、その世界をサバイブする女性たちの清々しさと、「不幸中毒」からの脱却までを鮮やかに描く。

 父を早くに亡くし、浪費家の母親から経済的虐待をうけている主人公の宮田陽彩を南沙良。

 親から売春を斡旋される陽彩の同級生・江永雅を馬場ふみか。

 宮田陽彩&江永雅と同じ大学に通う木村水宝石(きむら・あくあ)を本田望結。過干渉な親に育てられ精神的虐待をうけていた。親の支配下から逃れるよう、新興宗教にはまっていく。

 宮田陽彩&江永雅のアルバイト先であるコンビニの同僚・堀口順平を基俊介(IMP.)。アルバイト代を生活費や学費にあてる陽彩とは対照的に、留年した上にお洒落やギャンブルにつぎ込んでしまう。

 雅の父親が殺してしまった被害者の遺族・大山幸太郎を伊島空。父親を殺された復讐のため、雅に近づく謎の男。

 福岡で暮らしている水宝石の母親・木村美佐子を池津祥子。水宝石の行動を監視するように、日々大量の電話をしてくる母。水宝石が心配になり上京してくるのだが…。

 会社員だが浪費がやめられず、娘のアルバイト代も使ってしまう。現在は10歳下の彼氏がいて、家に連れ込むなど欲望のまま生きる宮田陽彩の母親、宮田愛を河井青葉が演じる。

 井樫監督は、『溶ける』(2016年)が第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオンに日本人最年少で正式出品され、続く『真っ赤な星』(18年)も、レインダンス映画祭コンペ部門にこちらも長編映画としては日本人最年少で正式出品。本作は待望の長編新作映画となる。



出演:
南沙良 馬場ふみか
本田望結 基俊介(IMP.) 伊島空 池津祥子 河井青葉
監督:井樫彩
原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
脚本:井樫彩/イ・ナウォン
企画・プロデュース:佐藤慎太朗
製作幹事・制作プロダクション:murmur
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
(C)武田綾乃/講談社 (C)2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会
公式HP:aisare-betsuni.com
公式X&Instagram:@aisare_betsuni

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